陸自「銃刀法違反かどうかも含めて確認中」
報道によると、このときは、猟銃に弾が入っておらず、実質的な危険性はなかったとして、プロデューサーらは起訴猶予処分になった。猟銃を触ったタレントについては、所持したとは言えないとして、送検も見送られている。
今回のケースについて、板倉宏氏は、びわ湖放送への処分と同じ扱いになるとみている。つまり、陸自幹部らは、同様に起訴猶予になるというわけだ。
ただ、そこまですることについては、疑問を示した。
「検察は事実を知った以上、捜査するのは仕方がないですが、今回は、銃の展示とそんなに違いがあるとも言えないでしょう。ですから、大げさに違法性を問うことがいいかは、話が別ですね」
陸上自衛隊の広報室では、取材に対し、「銃刀法違反になるかどうかも含めて、今確認しているところです」とだけ答えた。
陸自の練馬駐屯地では、2013年4月14日も同様なイベントを予定しており、装備品展示コーナーで同じ銃の取り扱いをするとしている。しかし、今後の確認次第では、問い扱いを変更する可能性もありそうだ。
ネット上では、「一般人に銃を触れさせるとかねぇよ」という向きも一部であるものの、それだけで銃刀法違反に問うことに疑問の声が多い。「で 誰がどんな被害を受けたのかね」「こんなのは常識の範囲内だと思う」といった指摘が相次いでいる。