長期プライムレート、1年7か月ぶり引き上げ みずほコーポレート銀行など

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   みずほコーポレート銀行は、大企業向けの貸出金利の指標となる長期プライムレート(最優遇貸出金利)を0.05%引き上げ、年1.20%とした。2013年4月10日から適用する。長プラの引き上げは2011年9月以来、1年7か月ぶり。

   長プラの引き上げは、同行が5年物の普通社債を発行すると仮定した場合の想定利回りを参考に決める。基準となる5年物の国債利回りは日銀が「量的・質的金融緩和」を発表した翌日の4月5日には年0.315%の過去最低水準となったが、「引き上げは銀行が独自で判断し、決定日のトレンドをみて決めました」と説明している。

   引き上げを決めた9日の長期金利は、前日比0.03~0.045%上昇(価格は下落)していた。

   新生銀行、あおぞら銀行、商工組合中央金庫も追随した。

   また、第一生命保険は9日、10年貸付基準金利を0.05%引き上げ、年1.25%にすると発表した。10年スワップ金利や10年物国債の流通利回りなどを勘案して決めた。

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