「未来の首相」の呼び声も高い自民党・小泉進次郎青年局長だが、31歳独身にも関わらず不思議と浮いた話が出てこない。よほどネタに困ったのか、2013年4月8日発売の「週刊現代」に、
「小泉進次郎はゲイかもしれない」
なんて見出しが躍った。
確かに進次郎氏からは、女性の話題が聞こえてこない。2012年3月には議員宿舎で女性と「密会」があったと週刊ポストが報じたが、間もなく立ち消えに。3月には野田聖子総務会長から「婚活」を勧められるひとコマもあったが、これもやんわりかわした。
「講演の際、女子学生にはつれなかったが男子学生には優しかった」??
夕刊紙や週刊誌には「見合いが進んでいる」「周囲も身を固めてほしいと期待している」といった話も出るが、表向きには目立った進展はない。
そこに着目したのが週刊現代の記事だ。「講演の際、女子学生にはつれなかったが男子学生には優しかった」「体育会系出身でノリが男子校的」といった証言を掲載し、同僚議員や政治部記者の話などから「永田町で進次郎男好き説」が流れていると紹介する。またゲイの聖地・新宿二丁目の面々にも進次郎氏は好評だとして、「二丁目でも大人気」とまとめている。
なおこの件についてJ-CASTニュースでは進次郎氏の事務所に取材を試みたが、男性職員に「すみませんが、メディアなどの取材は基本的に受けておりません」と爽やかに断られている。
一部の腐女子たちが「萌え」上がった
この「ゲイ疑惑」に、ネットでは意外な反応があった。一部の腐女子たちが「萌え」上がったのだ。
想像力たくましい腐女子たちにかかれば、政治家たちも格好の妄想の餌食となる。ネット上には政治家専門のスレッドが立てられ、日々腐女子たちが政治家たちのイケナイ関係に妄想を膨らませている。
このスレッドで進次郎氏の、妄想上のお相手として名前が挙がっているところを探してみた。まずは自民・石破茂幹事長。進次郎氏が12年の総裁選で石破幹事長に投票する、党の要職同士接触が多い、といった辺りが背景らしい。「モテモテ」の進次郎氏に対し、真面目な石破幹事長が「片思い」――という構図に萌える、とかなんとか。
意外なところでは、ライバル民主党の細野豪志幹事長の名も。確かにともに将来を期待される「イケメン政治家」同士だが、どこまでも隙のない進次郎氏に対し、ちょっと弱気なところがある細野幹事長という対比が腐女子的にはぐっとくるらしい。「ゲイ疑惑」はともかく、妄想の世界でも進次郎氏は人気者のようだ。