「娘と思っていながら、やりたいんですよね?」――AKB48の熱狂的ファンである漫画家・小林よしのりさんに対して、こんな質問がテレビ番組内で向けられ、大島優子さんに言及した回答がネット上で話題となっている。
番組放送の夜から、小林さんのブログへのアクセスが急増したせいか、5日には自身のブログで発言の意図を説明、誤解だとした。
「ワシの心の中ではひそかに恋愛を解禁している子がいる」
問題とされている発言は、2013年4月4日放送のバラエティー番組「アウト×デラックス」(フジテレビ系)内のものだ。ナインティナインの矢部浩之さんとマツコ・デラックスさんがMCを務め、世の中の「アウトな人」を紹介する番組。小林さんは「AKB騒動についてゴーマンかましたい漫画家」として登場した。
AKB48メンバーの騒動について聞かれ、「恋愛禁止ルールを破ったときはイカンと思う」などとコメント。ある程度の年齢になったメンバーについて、恋愛解禁をしてもいいのではと提案されると、「ワシの心の中ではひそかに恋愛を解禁している子がいる」と明かし、「ワシとそういう関係になるのは、卒業してからでいい」と、メンバーへの思いをほのめかした。
その一方で、「基本的に全部娘だと思っている。だから握手会にも行かないし、劇場でハイタッチとか絶対やらない」と発言し、出演者の女優・高橋ひとみさんからから「娘と思っていながら、やりたいんですよね?」と指摘される場面があった。
これを受けて小林さんは「やりたいんじゃない」としながらも、「大島優子くらいはね・・・・・・」と笑みを浮かべたところで、スタジオ内は笑いの渦に包まれた。
この発言を受けてネットでは騒動となり、
「こいつ本当に気持ち悪かった 寒気がした」「結局性欲の対象だったわけじゃん ドン引き」「AKBを性的搾取だと認める発言ですね」
などと、小林さんに対する非難の声が多くあがっている。
「テレビ的に全否定は面白くないと思って」と釈明
番組放送翌日の5日、小林さんは「昨夜からブログのアクセスが2万も増えてるのは、『アウト×デラックス』の件か?」とブログを更新。「福岡でも『アウト×デラックス』という番組、放送されていた。母親にも隠していたのに。てゆーか、もう大島優子には会えないな」と悲しげにつづった。
問題の発言に関しては、「しかし、わしは大島優子と『やりたい』なんて言ってないけどなあ。話の流れで『大島優子くらいは』と応答したが、もっとロマンチックな恋を妄想してるんだけどなあ」と性的なものではないことを強調した。
さらに、大島さんがAKB総選挙に立候補することを受け、6日にもブログを更新。
「高橋ひとみさんが『やりたいんでしょ?』と露骨なこと言ってきたから、否定したんだけど、テレビ的に全否定は面白くないと思って、『大島優子となら』と口が滑っただけです」
「AKBヲタって、ユーモアが全然通じないから危険だけど、もう一言繰り返す。優子、わしは『やりたい』なんて言ってないんだ」
などとしている。