仕事内容、社風、人間関係で「こんなはずじゃなかった…」
会社や就職情報メディアの問題は、就活生に自社を実態よりもよく見せようとすることだ。 新田龍氏は、「新入社員を被害者として考えるなら、自社の実力で学生を集めたり、採用できない企業が、就職情報メディアの営業と提案を受けて、実態から乖離した『理想の職場』のイメージを植え付け、それを信じた学生が入社後にギャップを感じて辞める、という構図が考えられます」と話す。
社風や仕事内容、人間関係などで、「こんなはずじゃなかった…」と嘆くパターンだ。
「社会が豊かになった半面、『生活のために働く』という視点が抜け落ちて、新入社員が『社会貢献』『グローバル』『クリエイティブ』『お客様と直接触れ合う』『自己実現』といった点ばかりに目を向けているので、目の前の仕事に対して『こんなはずじゃなかった…』などと感じるわけです」とも付け加えている。
とはいえ、ネットにはこんなカキコミもある。
「お前ら頑張れ しぬわけじゃなし、なんとかなるもんだよ」