フジテレビを退社した長谷川豊・元アナウンサーが2013年4月2日にブログを開設した。
「もともと、僕はフジテレビのアナウンサーでした。思い出した、という人もいるかもしれない。去年の6月、いきなり、テレビ画面から姿を消したフジアナいたでしょ?」と自己紹介。取りざたされたニューヨーク支局勤務中の経費の不正使用について言及した。
「年収2400万円発言」は「言ってないし(ガーン)!!」
フジテレビのニューヨーク支局勤務中に、業務規定に違反し、ニューヨーク滞在関連費用の不正使用があったとして、2012年6月12日に降格処分。以降は本社付になり、2013年4月1日に退社した。
すでに不正な経費の全額が返済されているため、フジテレビから刑事告訴などはされていない。しかし不正使用の金額や使途が明らかにされていなかったため、週刊誌やネットでは長谷川さんが何をしたのかと憶測を呼んでいた。
「あの時何が起きたのか?僕が一体何をしたのか?全てを明らかにするため、表現者としての最後の責任を取るためにもう一度、パソコンに向かい、僕はブログ(←無料)をスタートするにいたった」とブログを始めた理由を説明した。
ネット上では「フジテレビ関係者」による話として、ニューヨーク勤務中の住居費を「横領」したとか、ペットを飼うためと偽り、家賃の高い家に住むふりをして手当てを実際より多くを受けとっていた、などといううわさが流れていた。
これについては、
「…どこの関係者さんか知らないが、何となくそれっぽい話、するのやめなさい。ペット、飼っとったわい!!」
と愛犬の写真をアップロードして否定した。
「ブログにも何度も登場してます」という通り、過去のブログでも愛犬の写真は掲載されていた。
さらに4月2日の「夕刊ゲンダイ」で、「当時の私(編注:ニューヨーク支局勤務中)の年収は2400万円、手取りで100万円以上頂いていた」と記者に語ったと報じられたことについて、「言ってないし(ガーン)!!」と驚いてみせ、当時の年収は把握していなかったと反論した。
「フジテレビが嫌がらせにくだらないこと言ってきたら、すぐに公表しますね♪」
この報道で「すごい数の批判と中傷の嵐(大笑)!!」が起きたとしたうえで、
「僕は今まで、ずっとこうでした。慣れっこです」
と強気な面も見せた。
フジテレビ内での悪評も聞いていて、
「言わせておいてください。何言っても無駄だから。そういう人たち、ただ単に人を馬鹿にしたいだけ」
と意に介さない。
またニューヨーク支局勤務中に書いていたブログが好評で、「長谷川アナのブログがもう見られないのは悲しい」と問い合わせがあったとして、自身のサイトに掲載、法的に問題ないと強調した。
「フジテレビが嫌がらせにくだらないこと言ってきたら、すぐに公表しますね♪」
と挑発的だ。
「僕は自分の正義を貫くためにここで、今、話をするだけで、これは単に僕の戦いです」