新しい天然ガス資源の「シェール革命」に沸く米国で、シェールガスなどを生産するエネルギー会社「GMXリソーシズ」が経営破たんした。同社が、オクラホマ州の連邦破産裁判所に対して、連邦破産法第11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請したと、2013年4月1日に発表した。
負債総額は4億59900万ドル(約428億円)で、ニューヨーク証券取引所への上場も廃止される見通し。
米国ではシェールガスの生産拡大に伴い、天然ガスの価格が2008年のピーク時から3分の1程度に値崩れしており、GMXの経営を圧迫していたとみられる。