イントラネットや、メールサーバー、ウェブサーバーに侵入
犯行声明の中で特筆すべきことは、「光明」(クァンミョン)と呼ばれるイントラネットや、メールサーバー、ウェブサーバーに侵入したとも主張していることだ。光明は2000年頃に運用が始まり、ニュースサイトやショッピングサイト、チャットルームや電子図書館が設けられているとされる。北朝鮮国民は誰でも利用できることになっているため、仮にアノニマスが侵入していれば北朝鮮は大きなダメージを受けることになる。
ただし、国外からの情報流入で政府批判が高まるのを防ぐ目的で、「光明」は、インターネットとは切り離されていると考えられている。このことから、仮にアノニマスが「我が民族同士」のデータを盗み出し、北朝鮮関連サイトに攻撃を加えていることが本当だとしても、光明にはアクセスできていないとの見方が支配的だ。
アノニマスは、4月19日と6月25日にも同様の攻撃を行うことを予告している。