iPS騒動森口尚史氏の懲りない主張 電子書籍で「事実上世界初の臨床応用」

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   「iPS細胞騒動」でおなじみの森口尚史氏が、久しぶりに公の場に登場した。niconicoが提供する有料ブログ・メルマガ「ブロマガ」で連載を始めたのだ。

   開始日は「エイプリルフール」の2013年4月1日。トップページには手術着姿の森口氏の写真が掲載される。肩書きは「元東京大学特任教授」で、「医学報道の光と闇」を暴く連載になるという。さっそくお金を払って購読してみたが――

タレント転身説を否定「事務所も所属していない」

森口尚史氏が始めたブロマガ「医学報道の光と闇」。今後はニコニコ生放送なども行う予定だという
森口尚史氏が始めたブロマガ「医学報道の光と闇」。今後はニコニコ生放送なども行う予定だという

   ブロマガのページでは、連載第1回の前半部分が無料で公開されている。森口氏はその中でスポーツ紙などの「タレント転身」「事務所所属」報道について、

「私は芸能事務所に所属したわけではない。そもそも、私などにタレント性や才能などがあるはずも無く、芸で身を立てる事は以前も今も考えられない」

とやや自虐的に否定、現在は

「再び研究などの仕事で忙殺されている」

と主張する。

   「そこで……」ときたところで、無料部分は終わりだ。先を読むには月額525円の有料会員にならなくてはいけない。お金を支払い、続きを読むことにする。ところが、

「私の件(話題のヒトiPS細胞臨床応用のホントのところ)については、2013年4月3日に電子書籍が発刊されるので、まずは、それを読んでいただきたい。よろしくお願いします」

   なんと「ココから先は有料で!」といわれたその直後に、またさらなる支払い誘導が出てきてしまった。その後の文章の大半も、これからの活動予定などが早足につづられているだけ。今後の連載も込みでの値段とはいえ、525円払ってこれではちょっとガックリだ。

   仕方がないので、泣く泣く電子書籍も購入することに。2部構成で、前編が300円、後編が250円。2冊合わせても1時間もかからず読み終わる。

姉妹サイト