「大胆な金融緩和」直前に株価が下がる アベノミクス「踊り場」なのか

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外国人投資家、19週ぶりに売り越していた

   これまで上昇してきた株価が、円相場に左右されやすい輸出関連株を中心に、投資家が利益確定売りに走りやすくなっていたことは確かなようだ。

   岡三オンライン証券チーフストラテジストの伊藤嘉洋氏も、2013年4月1日週の株式相場見通しで、投資家の動向について、「3月第3週に外国人投資家は19週ぶりに918億円の売り越しに転じた」と指摘。「週間ベースで売り越しに転じたことは目先的な頭打ちのシグナルととらえられ、やや警戒される」としている。

   ただ、「過去の経験則から月間ベースでは売り越しに転じない限り外国人の投資スタンスに変化はなく、外国人がどの程度買い続けるかが今後のカギになるだろう」という。

   1日の週は高値に動いても3月21日に付けた1万2650円を上回ることはなく、下値は「1万2085円が意識される」と予測。「上昇基調での踊り場形成」にあると、伝えている。

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