渋谷区議会が「ダンス規制見直し請願」採択 風営法改正は実現できるか

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町田市議会でも「ダンス規制見直し請願」採択

   渋谷区以外の自治体でも、ダンス規制見直しへの動きは広まっている。

   東京・町田市議会では13年3月11日、「『ダンス規制法』の見直しに関し国に意見書提出を求める請願」が全会派一致で採択され、3月27日にはダンスを規制対象から削除することなどを求める意見書案を決定した。

   東京・世田谷区議の田中優子氏は12年6月のブログで、「純粋にダンスが好きで、音楽と踊りを楽しんでいる大半の人たちのためにも、時代遅れの風営法規制は、なんとしても改正してもらいたい」として、「Let's DANCE」への署名を呼びかけている。

   東京・港区議会には13年2月、京都府議会には13年3月にダンス規制を見直す意見書の提出を求める請願が寄せられている。京都府議会では不採択となったが、港区議会では継続して審査されており、採択の可能性は残っている。

   今回の渋谷区議会の採択で、「Let's DANCE」の呼びかけ人である弁護士の中村和雄氏がブログで「15万人に達したレッツダンス署名の賛同者をさらに増やして、法改正を実現していきましょう」と書いているほか、DJや飲食店経営者、音楽好きの人々がツイッターで「港区、新宿区なんかも続かないと!」「渋谷から広げていこう」「広めたいし、広めなければ」などと書き込んでおり、法改正に向けた運動にさらなる意欲を示している。

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