「学長あいさつなどの更新間に合わず、やむを得なかった」
J-CASTニュースの取材に対し、上智学院の担当者は釈明に懸命だった。
担当者によれば年度の変わり目ということもあり、サイト内には「学長あいさつ」を始め、急な学長交代に伴い差し替えなければならないコンテンツが多数存在していた。ところがサイトの管理は外部委託であり、また構造上の問題もあって、修正には時間がかかることが見込まれた。
そこで思いついた窮余の策が、サイトの「ハリボテ」化だ。いったんサイト内部へのアクセスをすべてシャットアウトし、中身を差し替え終えてから再公開する、というのが同短期大学部のプランだった。
とはいえやや強引なこの策のせいで、かえって「情報隠蔽だ」などとの批判を受ける結果に。評判は担当者の耳にも届いているとのことで、「そういう意図ではなかったが……」と肩を落としていた。