板野友美や河西智美は出ない?
今回最も注目されるのは、長年総選挙でしのぎを削ってきた前田敦子さんと大島優子さんが出馬するかどうかだ。それも含め、現役で立候補しないメンバー、卒業・辞退したが立候補するメンバーを、「AKB48ヒストリー~研究生公式教本~」を執筆したライターの篠本634(しのもと・むさし)さんに予測してもらった。
まず、前田さんについては「『歌手を目指す』『女優を目指す』など、ちゃんとした理由があって辞めた人が出るのは難しいだろう」として、出ないと予想。大島さんは「本当は辞退したい気持ちでいっぱいだろうけど、篠田さんが出ると予想される中で、篠田さんだけに重圧を背負わせるわけにはいかない。次世代のメンバーに介錯人をしてもらいたいという気持ちもあるだろうし、大島さんは出るだろう」とした。
その他の現役メンバーについては、「AKBにいるにもかかわらず、辞退するのは許されない状況だろう。ファンの中で総選挙は、もはや歌やダンスと同じようにAKBに付いて回るものとなっている。『出ないならAKB辞めろよ』というファン心理がある」と言う。その上で辞退が考えられるのは、「AKBの『第2章』として移籍したのに、自分たちがまたAKBに参加するのはどうなのか、という気持ちがある。総選挙は1年間の活動の通知表という意味合いもあるが、移籍組はまだ十分な成果が上がっていない」として「海外移籍組」の4人を挙げた。
卒業・辞退したメンバーでは、「まだ48にいたかったがやむを得ず辞めた」という人が立候補するのでは、とのことで、元SDN48のメンバーが出るかもしれない、と見ている。
なお、卒業を予定している板野友美さんや河西智美さんらは出ないだろうと予想するが、「板野さんは人気、知名度がすごく高いのに、選挙でNo.3に入ったことがない。もし最後にチャレンジするとしたら、ファンはかなり燃えるだろう」と話していた。