携帯電話などの電子機器や電気自動車などに広く使われるリチウムイオン電池に関して、ソニー・NEC・日産自動車の3社が事業統合を目指し交渉を始めたと、2013年3月27日朝日新聞朝刊が報じた。ソニー子会社の「ソニーエナジー・デバイス」と、NEC・日産の合弁会社「オートモーティブエナジーサプライ」を、2013年度中に経営統合させることを目指すという。
リチウムイオン電池市場は長らく日本企業がリードしてきたものの、近年は韓国・中国企業の躍進が目立つ。ソニー、およびオートモーティブエナジーサプライはJ-CASTニュースの取材に対し、「当社から発表した情報ではなく、コメントは差し控える」と回答した。