労組はアンケート問題以外でも「追及の手を緩めるつもりはありません」
だが、ほぼ同時に行われていた労組側の会見が、橋下市長の怒りに火を付けたようだ。労組側の弁護団の北本修二弁護士は
「このアンケートだけではなくて、橋下さんが続けてきたこと自体が違法だと判断された。橋下さん自身は、多分、自分のやっていることは正しいと思っていたと思うんですが、自分の考え方が間違っていたということを労働委員会が命じた」
「結局は橋下さん、あるいは大阪市は、労働組合法の基本について分かっていなかった。のではないか」
「橋下さんのやったことは間違いだということがはっきりしたということなので、今度の行動を慎まれること」
「私たちとしては、この(府労委の命令の)履行があったとしても、それだけで(市への)追及の手を緩めるつもりはありません」
と述べ、今回のアンケートに対する府労委の判断で、それ以外の橋下市長の方針もすべて誤りであったとする主張を繰り返し展開した。