12年衆院選「1票の格差」訴訟で初の無効判決 広島高裁

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   「1票の格差」が最大2.43倍になった2012年12月の衆院選が無効だとして弁護士グループが選挙のやり直しを求めている訴訟で、広島高裁(筏津順子裁判長)は13年3月25日、広島1、2区について「違憲で無効」だとする判決を言い渡した。1票の格差訴訟で、選挙が違憲だとする判例はあるが、無効だとする判決は初めて。

   一連の訴訟では、2つの弁護士グループが全国の31選挙区を対象に提訴している。公職選挙法の規定で、高裁が一審を担当することになっている。被告の広島県選管は最高裁に上告するとみられる。

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