俳優の伊勢谷友介さん(36)と女優の長澤まさみさん(25)の「熱愛」が報じられてから2週間が過ぎ、メディアは「事実だ」「いや違う」などと盛り上がっている。
「2人が共演したドラマが近々放送のため、その宣伝では」と見る向きがあれば、「熱愛には根拠がある!」という自信満々な意見もある。
「スカイプで連絡を取り合っていた」?加藤浩次は疑い
最初に2人の熱愛を報じたのは2013年3月4日付のスポーツ報知だ。
独自取材で発覚したといい、「昨年のブルーリボン賞授賞式で顔を合わせている2人は昨夏、フジテレビ系時代劇『女信長』(4月放送)での共演を機に急接近。交際して約半年だという」「長澤は信長の妹・御市を、伊勢谷は羽柴秀吉を演じている。秀吉が恋い焦がれる美女が御市であることは有名な話だ。役を超越して互いに引かれ合い、本当に交際へと発展した」と書かれている。
3月6日放送の「スッキリ!」(日本テレビ系)では、芸能リポーターの井上公造さんが「取材で得た交際秘話」として、「長澤さんが台湾の連続ドラマ『ショコラ』撮影のため台湾に滞在していた時、伊勢谷さんとスカイプのテレビ電話機能で交流を深めていた」と明かした。しかし司会の加藤浩次さんは、「本当なんですか?」「そんなのわかるの!?」「どっから調べるんですか?」などとかなり疑っていた。
加藤さんの疑念を深めるかのように、「週刊ポスト」3月22日号が「あまりにもデキすぎな『長澤まさみ&伊勢谷友介』熱愛報道はやはり番宣?」という記事を掲載した。交際のきっかけになったという「女信長」が4月5、6日放送で、そのちょうど1か月前に熱愛報道が出るのは「番組宣伝としてはうってつけすぎる」というのだ。関係者の「長澤に男の影はありません」「最近、伊勢谷は後輩や男友達とばかりつるんでいます。女性の噂は聞いていませんねぇ」という話も紹介されている。
報道陣からの「いいお付き合いしてますかー?」には笑顔
しかしその直後に「女性セブン」3月28日号が、2人の「お泊まり愛」を報じた。
3月7日の23時過ぎに都内の長澤さんの自宅マンションに車で訪れた伊勢谷さんは、翌8日の昼過ぎまで13時間ほど滞在していた。長澤さんは8日から映画の撮影で地方ロケに行ってしまうため、束の間の2人きりの時間を過ごしたのだろう、ということなのだ。
さらに3月18日に行われた、長澤さんが出演する映画「ボクたちの交換日記」(3月23日公開)の試写会イベントでは、報道陣から「伊勢谷友介さんといいお付き合いをしてらっしゃるんですかー?」「交際半年って報じられてますけど事実ですかー?」などと質問が飛び、長澤さんは無言ながら満面の笑みを浮かべていた。
3月19日放送の「ミヤネ屋」(日本テレビ系)では、スポーツニッポン記者の川田和裕氏が、報知に出し抜かれた悔しさもあってか「仲いいだけでしょう」と冷静だったが、20日放送の「スッキリ!」で再び井上公造さんが「根拠がある」と「熱愛説」を押した。
加藤浩次さんはやはり「いろんな失態が今まであったんで!」と、最近、井上さんが堤真一さんの結婚問題でミスったことを踏まえて疑っていたが、井上さんは女性セブンの報道を取り上げ「人気者同士でマスコミが張っていることは予測できるのに、それでもマンションへ行くということは真剣に交際している証拠だろう」とした。さらに試写会イベントでの長澤さんの「女性ってどこかで男性を見守らなくちゃいけない時があると思うんです。応援してもらいたいけど、でも母性っていうか、女性に生まれたからこそ感じる感情っていうものが…」というコメントを紹介し、「私生活が反映されているのでは」と、恋愛中であることは間違いないという見解を示した。
テリー伊藤さんは「俺これはわかるな。あの歳で今の言葉言えるってすごいね。守られたいけど母性もあるっていう」、大沢あかねさんも「これは恋してる女性の発言だと思いますよ!」と井上さんの説を支持。加藤さんだけが「そうですか…」と最後まで煮え切らない様子だった。
「熱愛は事実だ」「いや宣伝だ」とメディア側が大いに盛り上がっていることだけは確かだが、実際のところはどうなのか。長澤さんが所属する東宝芸能に問い合わせたが、担当者が不在とのことで確認はできなかった。