編集作業が全てパー「形を変えて出すことはない」
デイリースポーツの総務部に話を聞いてみたところ、編集作業は優勝することを前提に進行中だったが、日本時間で3月18日に行われた準決勝、プエルトリコ戦で敗れたため広告を下げることになった、と説明し、
「優勝しなければ発売しないと告知しておりましたし、そうなることも想定にありましたから、まぁ、仕方のないことなのかなと思っています」
と打ち明けた。ちなみに、今回出す予定だった特集号は、「準優勝ジャパン」のように形を変えて出すことはないのだそうだ。
ネットでは今回の出来事で、08年の「Vやねん!タイガース」を思い出す人も多くいた。この年は阪神タイガースが独走首位を続けていて、誰もが優勝確定と思っていた9月に出版されたものだが、結局は巨人が逆転優勝し、発行した日刊スポーツ出版社が大恥をかいたという出来事だ。ネットではメディアがこうした先走りをすると、決まって逆の結果になるとして、「デイリーも過去の教訓を見習うべき」などといった感想を述べる人も多くいる。