「南海トラフ地震」経済被害想定220兆円超

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   有識者による作業部会「南海トラフ巨大地震対策検討ワーキンググループ」は2013年3月18日、南海トラフを震源域とする巨大地震が発生した場合に最大で220兆3000億円の経済被害が出るとの想定を発表した。都道府県別では愛知県30.7兆円、大阪府24.0兆円、静岡県19.9兆円の被害が試算されている。原発事故や火山噴火については被害額の試算ができないとして、想定額は出されていない。

   静岡県の駿河湾から九州沖までの海底の溝「南海トラフ」でマグニチュード9.1の地震が想定されており、2012年8月には32万3000人の死者が出るとの想定が発表された。巨大地震の発生確率については1000年に1度か、それ以下だとワーキンググループは説明している。

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