抗議期間突入しても「日本のタバコとビールが普段と変わらず販売された」
いざ運動が始まってみると、市民の反応はきわめて冷淡だった。直後の3月3日には、聯合ニュースが、
「ソウル市内のあちこちのスーパーやコンビニエンスストアでは、日本のタバコとビールが普段と変わらず販売された」
と伝えており、消費者や店員も
「日本政府の態度は問題だが、感情的な対応よりも、政府レベルでの合理的な対応を優先すべき」
「ニュースは聞いたが、従業員たちは全く意に介さない雰囲気だった」
と話していたといい、開始直後から全く盛り上がりに欠ける状態だった。
その後は韓国内での報道も減るばかりで、ニュースサイト「デジタルタイムズ」が3月17日に
「日帝野心の根性を捨てることが出来なかった日本に対して不買運動で対抗すべき」
「このような感情的な対応は、私たちとっても決して役に立たない」
といった韓国のネット上での賛否両論を紹介している程度だ。