安倍晋三首相と石破茂・自民党幹事長をモチーフにしたキャラクターが、2013年3月17日の自民党大会でお披露目された。
「自民党2トップのキャラクター化」という斬新な企画とあって、イラストを見たネットユーザーは「可愛い」などと大盛り上がり。商品化を望む声も上がっている。
「ほっぺもほんのり赤くて、とってもかわいいです」
上が最優秀賞の作品、下が広報本部長賞の作品
このキャラクターは自民党広報本部と自民党ネットサポーターズクラブ（J-NSC）の共同企画「安倍晋三総裁・石破茂幹事長のキャラクター・イラスト募集」で、12年11月中に一般から寄せられた約400作品の中から選ばれたものだ。
最優秀賞に選ばれたのは北海道のアクリル画家・高橋玲香さんの作品で、スタッフは「安倍さん、石破さんの優しさがストレートに伝わってくる作品です。目がキラキラ、ほっぺもほんのり赤くて、とってもかわいいです（ハート）ものすごく特徴をつかんでいますね」と称賛した。石破氏も「この作品には福があります」とコメントしているほか、安倍首相は党大会前に行われた授賞式で「かわいくできている」と喜んだ。
高市早苗・広報本部長（当時）が選んだ「広報本部長賞」には、東京都のデザイナー・鮫島宗治さんの作品が輝いた。自民党の「自」という文字をかたどったベルトとマントを付けた「ヒーロー風」キャラクターで、スタッフは「すっごくカッコイイです。ぜひぜひお二人には、日本を取り戻すヒーローを目指してほしいですね」とコメントしている。
このほか安倍首相がゾウ、石破氏がペンギンになったイラストや、安倍首相がアイス、石破氏がカレーをにこやかに食べているイラストなど5作品が優秀賞に選ばれた。
党大会では、最優秀賞のイラストが描かれたクリアファイル、広報本部長賞のイラストが描かれたエコバッグが出席者に配られたという。