日本の政治家や大企業、マスコミはうそつきばかり?
一方で日本が「嘘つき」という結果に納得している人も少なくない。
政治家や大企業、マスコミはいつもうそばかりついているというのだ。
「東電が嘘の発表ばかりして、世界中に迷惑かけてるだろ?」と二転三転する東京電力の原発事故に関する説明を批判する人もいる。
現地調査を決めた国会の事故調査委員会に、原子炉のある建物内部が真っ暗だと虚偽の説明をしていたことや、福島第1原発では下請け作業員の約半数が実際の雇用主とは異なる会社の指示で働く「偽装請負」が横行している疑いが出たばかりだ。
また民主党の鳩山由紀夫元首相が沖縄の基地移設問題で言い放った「最低でも県外」「トラストミー」などの発言も関係者らに迷惑をかけた「嘘」だとやり玉にあがる。
安倍内閣に対してもTPP交渉参加を正式決定したことについて、2012年の衆院選挙前と立場が変わった、公約違反だと憤る意見もあり、日本の政治家は嘘つきばかりだとの指摘もあった。
スタジオではナイジェリア出身のタレント、ボビー・オロゴンさんが自身の奥さんに「アメリカ出身だ」「ドイツの大学に通った」とうそをついていたと告白。スタジオ中からバッシングを受けたが、「かわいい嘘じゃん」とユーモアだと強調する一幕もあった。
何が嘘かもお国柄によるとして、「本音と建前ってのがあるからなぁ、それを解さない他文化の住人からしたら嘘と言われてもしゃあないとも思うが」「いや日本は人に気使って嘘ばっか言うだろ」と肯定的にとらえて溜飲を下げる声もあった。