海外投資家の1週間の買い越し額が初めて1兆円を超えた。東京証券取引所が2013年3月14日に発表した3月第1週(4~8日)の株式売買動向(東京、大阪、名古屋の3市場第1、第2部と新興企業向け市場の合計、部門別)によると、海外投資家の買い越し額が1兆172億円となった。海外投資家の買い越しは17週連続。
3月第1週の日経平均株価は5営業日すべて上昇。米ダウ工業株30種平均の過去最高値を更新したことなどを背景に、海外投資家の日本株買いが進んだ。
東京証券取引所によると、統計をとりはじめた1982年7月第1週以来、買い越し額がこれまで最も大きかったのは2004年3月第1週の9678億円だった。