「第3次世界大戦が起こる!ソウルは火の海だ!」
特に過激なのは、「今、笑うことができる韓国人はいない」なる出所・根拠ともに不明の文章だ。
「いよいよ始まった、第3次世界大戦だ。北朝鮮が配備したミサイルは120~200キロを飛ぶ長距離ミサイルで、その標的はソウルだ。距離が遠いため、米国もすぐには助けに来られない……」
カカオトークなどを中心に出回っており、戦争勃発が間近に迫っていること、そして戦いが始まれば韓国も大きな被害を受けるだろうと悲観的な見通しを書き連ねる。末尾には「100%正確な情報だ。知っている人もまだ少ないので、急いで共有しよう!」との一文が。いわゆる「不幸の手紙」式に拡散を続けているらしい。
韓国のテレビ局・朝鮮放送では、「若者が問題の深刻さを理解できていないために、こうしたデマが起こるのでは」との識者の声を紹介する。一方朝鮮日報は、「国が有事対策をきちんと説明しないから、不安ばかりが広がるのだ」と政府の無策ぶりを批判した。