官僚(志望者)のモチベーションの低下を心配する人も
公務員からは、こんな悲鳴も上がった。
「春から公務員なわたし死亡やでヾ(@⌒ー⌒@)ノてかこんなことすんならてめーら国会議員の1日5000円の交通費どうにかしやがれ」「公務員ばかりやらないでまず、身を削れ!議員削減と給料削減を先にやれよ。こんなじゃ公務員やる人いなくなる。全体の奉仕者?何もいいことない。残業代なし、昇級なし、退職金ダウン。ふざけんなー?」
今回の昇給停止は、国家公務員総合職(旧一種)、いわゆる「キャリア官僚」も対象となる。そのため「優秀な人は高級あげないと、官僚自体オワコンになるぞ。あまりいい手と思えない」「公務員のヒトはしっかりしたヒトの方が多いと思うんだけどな。エリートが官僚にならなくなるやんけ。てか、国立大学でて外資の会社や海外支援の仕事ばかりしてるほうが??なんだけど」と、官僚や官僚志望者のモチベーションの低下を心配する人も出た。
すでに激務の割には給料が安く、メディアの風当たりも強いことから官僚人気が低下、そのあおりで、官僚をもっとも多く輩出する東京大学法学部の人気に翳りが出ているという話もある。
元経産省キャリアの宇佐美典也氏は12年12月、マイニュースジャパンに若手官僚の現状を、月300時間超の残業が3か月続き、暗黙の了解で労組に入らないため残業代もまともに出るわけもなく、年収はせいぜい大手メーカー並みと明かした。また、ブロゴス編集部のインタビューに答えて「給与も下がる、批判も受ける、(・・・)官僚も人間ですからそういう状況ではモチベーションが保てませんよね」と話していた。