「タレントの恋愛も受け入れるヲタは氷山の一角」
ジャニヲタ全体が「恋愛OK」ムードになってきているのか?という問いに対しては「ひとくくりには言えないと思います」という。
「情報文化の発達によって、いやがおうにも熱愛写真だのなんだのが、目に飛び込んでくる時代になりました。これにより、タレントの恋愛事情を『容認する』というよりは、『認識せざるをえない状況』にはなったのではないかと思います」
みきーるさんは、ジャニヲタは大まかに分けて「リア恋モロ出し」、「隠れリア恋」、「それ以外」の3タイプに分類されると考えている。
「『リア恋モロ出し』は、その名のとおり○○くんを本気で愛していて、それを公言している人。『隠れリア恋』は、表向きは涼しい顔で『アイドルとして好き』なんて言っていますが、心の中ではかなり本気な人。『その他』は、○○くんが大好きだとしても、いわゆる恋愛感情とは離れた立ち位置で応援している人です。『タレントの恋愛だって応援できてこそ、本当のファンだよね』という『その他』的な発言はポジティブで目立ちますから、そこだけ見ると『タレントの恋愛も受け入れる人』が増えたのかな、と見られがちかもしれません」
しかし「恋愛OK派」のジャニヲタは「氷山の一角なのではないか」と指摘する。
「私は事務所担(ジャニーズのタレント全員を応援するファン)ですので、いろいろなタレントさんを応援していますが、Aくんについては誰と撮られようが宇宙人とつきあおうが、いつもカッコいいステージを見せてくれさえすれば、なんの文句もないと思っています。半面、Bくんの熱愛ネタが出ようものなら、心臓を踏みつけられたようにつらく、息苦しくなったりもするのです。このように、ヲタの気持ちは一色では表せません」