マスコミ各社への批判を掲げた「反マスコミデモ」が2013年3月2日、東京・銀座であり、「約100人」(デモの広報担当者)が集まった。
2011年に起きた反フジテレビデモの参加者が中心になったもので、「朝日新聞を始め大手マスコミが09年の総選挙時、『民主党寄り』の恣意的な報道を行った」と主張、その反省を求めた。また「笑っていいとも!」(フジテレビ系)で「ひな人形を倒すゲーム」が行われたことや、NHKの広報ツイッターがいわゆる「ネット右翼」を指して批判的な投稿をしたことなども、糾弾の対象に挙げられた。
広報担当だという参加者の男性は「ネット発の意見は、一部の先鋭的な主張もあってしばしばひとくくりに『ヘイトスピーチ』扱いされるが、それは不本意。私たちはあくまで健全な市民としてマスコミのあり方に疑問の声を上げたい」と話した。