閉校直前の高校の卒業式にあのGACKTさんが突然登場、生徒たちに熱いエール――「ちょっといい話」なのだが、なぜかネット上ではその際の写真が格好のネタにされ、コラージュ画像が大量に作られる「祭」となっている。
発端は2013年3月1日、GACKTさんが山梨県大月市の大月短期大学付属高校の卒業式にサプライズゲストとして登場したことだった。
卒業生もびっくりして涙引っ込む
GACKTさんの「卒業式ライブ」は、ここ何年かの恒例行事だ。2006年、神戸市の高校で生徒からのメールをきっかけにライブを行ったのを皮切りに、ほぼ毎年のように各地の高校で同様のサプライズを行い、生徒たちを驚かせてきた。
今回の舞台となった大月短大付属高校は全校生徒数230人(2012年度時点)。少子化による志願者減を理由に、すでに2013年度限りでの閉校が決まっている。GACKTさんとはこれまで特別のつながりはなかったが、音楽メディア「BARKS」などによれば、生徒たちの思い出作りにと教職員側がGACKTさんに卒業式への出席を依頼したところ、実現したという。
GACKTさんの登場は、生徒たちにはまったく事前に知らされていなかったようだ。式の終盤で突如壇上に上がったGACKTさんは歌声を披露するとともに、卒業生へ激励のメッセージを送った。
ツイッターでは卒業式終了直後から、生徒たちからその模様が相次いで写真付きで投稿された。
「卒業式にGacktきた!!もーびっくりして涙引っ込んだ!!」
「ねえ!卒業式にGacktきた!やばい!本物!めちゃくちゃいいにおい!先生ありがとう!」
「え、やばい!!!卒業式にGACKTきた 野に咲く花のように歌ってくれて大号泣。卒業おめでとうってゆわれた瞬間本当やばかった(;_;)(;_;)(;_;)」
「卒業式にGACKTきたーヽ(*^ω^*)ノやばいだろ。最高の卒業式でした」
これらの写真はたちまちネット上に拡散し、多くの人が知るところとなった。この時点では、GACKTさんの「粋」な卒業祝いに驚き、また感心する人が多かった。