「顔が良い」「背が高い」「料理が上手」「大企業勤務」・・・ 結婚したら、そんな条件「どうでもいい」

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   「結婚したらどうでもよかった結婚の条件は?」。そんなアンケートを既婚者に行ったところ、夫、妻ともに容姿やスタイルはどうでもよく、また、夫が大企業に勤めているかどうかや、妻が「料理が上手」「性格が優しい」というのも、どうでもいいのだという。

   さすがに「お金がない」というのは上位には来なかったが、専門家によれば、夫の収入が低い場合でも、社会全体がそうだから「どうでもいい」のだという。それでは、夫婦生活を送るうえで、「どうでもよくないもの」は何なのだろうか。

女性が望むのは平均的な年収、外見、性格の「三平」

   このアンケートは「gooリサーチ」が行った「既婚者に聞いた!結婚してみたらどうでもよかった結婚相手の『条件』ランキング」。調査期間は2013 年1月9日から13年1月10日で、有効回答者数は1072人だった。

   妻が「どうでもよかった」と答えたベストテンは、1位は顔が良いで、2位以下は背が高い、家柄が良い、若く見える、スタイルが良い、声がかっこいい/かわいい、若い、友達が多い、大手企業に勤めている、まめに連絡をくれる、と続く。

   夫はといえば1位は家柄が良いで、2位以下は顔が良い、スタイルが良い、性格が優しい、料理が上手、若く見える、大手企業に勤めている、家事が一通りできる、センスが良くておしゃれ、お金の管理ができる、と続いている。

   昔は「三高」などと呼ばれ、女性の場合は男性に高身長、高学歴、高収入を求めていたが、それはどうなったのだろうか。結婚情報サービスのノッツェ広報によれば、時代が変わり、今は「三平」を望む人が増えた。「三平」というのは平均的な年収、平凡な外見、平穏な性格、なのだそうだが、これがこのアンケートに影響しているのだろうか。

   夫婦生活の現状に詳しい離婚カウンセラーの池田昭子さんによれば、アンケートにある顔やスタイルは「どうでもいい」というのは、結婚する前から既に分かっていることだから、結婚してから離婚の問題になることはまずない。また、女性が男性に高収入を期待した時代は過去のもの。不況が続いていて収入が下がり続けている今は、給料が低いことを知った上で結婚するため、

「これから2人で頑張って収入を上げようとか、景気によって収入は変化するからしかたがない、という意識が働きます。生活していけるだけの収入があるならば、離婚の原因になることは少ないです」

と池田さんは説明する。

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