バッテリーの発火事故で運航停止が続いているボーイング787型機をめぐり、ボーイング社民間航空機部門のレイモンド・コナー社長が2013年2月28日、太田昭宏国交相を訪れて改善策を説明した。改善策は、すでに同社が米連邦航空局(FAA)に示したのと同様の内容で、バッテリーの熱が伝わりにくくなるように設計を見直す。設計変更にはFAAの承認が必要で、さらに運航停止が長引く可能性がある。
また、日本航空(JAL)は同日、3月31日~5月31日の夏ダイヤから787を外すと発表。この影響で、成田-ボストン線や成田-サンディエゴ線が減便される。