女性専用車に男性で乗り込む「非協力乗車」活動も
痴漢を回避する目的の女性専用車両が日本で初めて導入されて10年以上が経つが、「女性専用車両以外の車両が混雑しすぎる」「誤って乗ってしまった男性が女性から暴言を吐かれる例もある」「痴漢対策パフォーマンスしてるだけ」など、いまだに批判の声は根強い。
女性専用車両の全廃を目的として結成された「女性専用車両に反対する会」は、自治体や鉄道会社に陳情、質問状提出などを行っているほか、「非協力乗車会」と称してたびたび女性専用車両に男性が乗り込むという活動をしている。この団体には女性の会員も在籍していると公式サイトで明記されている。
こうした状況下でさらに「女性専用歩道も作れ」という主張とあって、インターネット上では「女様はどこまで優遇されれば気が済むんですか?」「んなもん許したら世の中の全てのものに対して女性専用~作れって言い出すんだろ」「その道に面した家では男性が時間によって出掛けられなくなるのん?『刺されたから刃物の販売を禁止しろ』と同じくらいの極論だと思うんだが」など非難が噴出している。