2月の景況判断、10年9か月ぶりに全地域で上方修正

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   内閣府は2013年2月の地域経済動向で、全国11地域すべての景況判断を前回調査(12年11月)から上方修正した。2月27日に発表した。全地域で上方修正したのは、02年5月以来、10年9か月ぶりとなる。

   落ち込んでいた自動車の生産が持ち直したほか、個人消費も衣料品などが底堅く推移した。

   また、同日発表した2月の月例経済報告では、総括判断を「一部に弱さが残るものの、下げ止まっている」とし、前月の「一部に下げ止まりの兆しもみられる」から引き上げた。2か月連続の上方修正となる。

   総括判断を2か月連続で引き上げるのは、東日本大震災前の11年1~2月以来2年ぶり。景気が持ち直しに向かう動きが明確になり、ほぼ底入れしたとみている。

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