「プレステ4」はソニーを救えるか スマホに対抗、7年ぶりシリーズ刷新

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ゲーム専用機で遊ぶ時間が減っている

   実際、スマホのソーシャルゲームにゲーム専用機は押されている。調査会社「シード・プランニング」によると、スマホのゲームユーザーはスマホに買い換えてから「ゲーム機で遊ばなくなった」が15%に上るほか、「ゲーム機で遊ぶ時間が減った」も29%。半数近くのゲーム機離れを進めているのだ。

   同じ調査でスマホのゲームユーザーの18%は「ゲームの課金に応じる」と答えており、お金を支払う面でもじわりとソーシャルゲームに傾く。

   専用ゲーム機と言えば任天堂だが、昨年の年末商戦では鳴り物入りで投入した据え置き型「Wii U」は年明けから伸び悩み、3月末までの世界販売計画を550万台から400万台に下方修正。ソニーも2011年末に投入した携帯型「PSヴィータ」の不振が深刻で、今年2月28日に最大1万円の値下げを実施してテコ入れせざるを得なくなっている。

   ゲーム専用機を買う「初期投資」が不要なソーシャルゲームの隆盛で、ゲーム専用機市場がこの先成長すると見方は少数派になりつつある。ただ、中国やインドなどの新興国は「未開の市場」だけに、「新興国で贋作リスクを抑えることに成功すれば再成長の余地はある」(国内証券)との声もある。

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