AKB48の「恋愛禁止ルール」で掟破りのメンバーが処分を受けたり、一方でプロデューサーの秋元康氏が「そんなものはない」と発言したりと、物議を醸し続けている。
そんな中、上戸彩さんや武井咲さん、剛力彩芽さん、忽那汐里さんらが所属するオスカープロモーションは明確に「恋愛禁止」を打ち出している。AKB同様若い女性を多数抱える事務所だが、どうして納得させているのか。
「20歳以上ならデビュー後5年、10代なら25歳まで恋愛禁止」
ビジネスマン向けのニュースサイト「ビジネスジャーナル」に2013年2月26日、オスカープロモーションの専務取締役・鈴木誠司氏のインタビューが掲載された。
インタビュアーに「AKB48の恋愛禁止のような規則はあるのか」と聞かれた鈴木氏は、「当社のほうが前から導入しています。恋愛禁止ルールは、もちろん必要です」ときっぱり答えている。
多くの人がトップを目指している芸能界に飛び込んでデビューし、「これからは、ファン、業界関係者、事務所スタッフなど、みんなの応援があれば、夢がかなう」という段階まで来たところで恋愛が発覚してしまえば、みんな応援しようというモチベーションが下がってしまう。「20歳過ぎてからデビューした場合はデビュー後5年、10代でデビューした場合は20歳過ぎてから5年、つまり25歳まで恋愛禁止」というルールを明確に定め、これが約束できるならデビューさせるとタレントに話をするという。
ただし、「ある程度世間や現場関係者からも認められるような女優になれば、恋愛はするべきだと思います」とも語っている。