「ゲンロンカフェ、景気どうっすか?」 陽気なオーナー、東浩紀氏に聞いてみた

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東氏オススメのホットドッグも食べました

ゲンロンカフェ店内。本棚の書籍は自由に手にとって読むことができる
ゲンロンカフェ店内。本棚の書籍は自由に手にとって読むことができる

   そんな東氏の目論見どおり、実際の営業でも半数近くの客がイベント後も店に残り、毎晩のように登壇者と一緒になって盛り上がっているそうだ。「まあ毎日いろんなことが起きてますよ。恋も、出会いも、あといさかいも(笑)」という東氏自身、2月中はほぼ毎日のように店に出て、その輪に加わっているとか。

「続けるとさすがに僕も死にますからね、3月以降はちょこちょこと。でもできるだけ時間を見つけて顔を出します」

   話しかけても大丈夫ですか?

「ええ、ぜひぜひ。もちろん、お客さん同士でも声を掛け合ってほしい。その点、これまでのイベントスペースとは違うと思っています」

   なおこの日は、「アートとしてのIT経営」をテーマに、東氏と実業家・家入一真氏の対談が行われていた。東氏の言葉通り、イベント終了後は2人とも客席に下り、気さくに客たちと言葉を交し合う光景が見られた。

   ちなみに、イチ押しのメニューだという「ゲンロンスペシャルドッグ」(900円)もいただいた。決して安くないがサイズはかなり大きく、東氏ご自慢のオリジナルソースがぴりりと辛い。空腹の不勉強記者は「文系と理系の融合」より一足先に、「ホットドッグとビールの融合」を堪能させてもらった。

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