日銀総裁に黒田氏、副総裁に岩田氏、中曽氏で調整

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   政府は、日本銀行の次期総裁に元財務官の黒田東彦アジア開発銀行(ADB)総裁を充てる意向を固めて最終調整に入った。2013年2月25日付の日本経済新聞などが報じた。副総裁には岩田規久男学習院大教授、中曽宏日銀理事を起用する案が有力とされる。

   黒田氏は1944年生まれ。67年東大卒で大蔵省(現財務省)入省、99年財務官、2005年ADB総裁。積極的な金融緩和論者で、小泉内閣では国際金融担当の内閣官房参与を務めた。当時、官房副長官だった安倍氏とは旧知の仲という。

   副総裁が有力視される岩田氏は、大胆な金融緩和で緩やかなインフレをおこして、景気を立て直すことを主張する「リフレ派」。中曽氏は、語学も堪能で、2006年から国際決済銀行(BIS)の市場委員会で、日本人として20年ぶりの議長を務めた国際派。

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