カフェで長居する客「お断り」で大論争 「自己中にもほどがある」「場所代込みだろ」

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タリーズ「すでに席に座っているお客様にも、待っているお客様にも公平に」

   実際、長居するお客をカフェや喫茶店の側ではどう見ているのか。

   JR新宿駅(ルミネエスト)の地下1階に位置するビア&カフェ「ベルク」の店長は、「少なくともベルクでは、こういう張り紙(ルール化)はしない。その場その場で対応していきます」とツイッターに書き込んだ。

   大手コーヒーチェーン、タリーズコーヒージャパンの広報担当者は、J-CASTニュースに対し、会社として対応に決まった方針があるわけではなく、原則としてお客が店をどう利用するかは自由だとした。その上で、こう話す。

「ひっきりなしにお客様のご来店がある中で、満席の状態があまりに続くようであれば、店舗独自の判断で、黒板に利用時間を書いて掲示したり、お声かけさせていただいたりといったこともあるようです。すでに席に座っているお客様にも、待っているお客様にも公平に気持ちよく過ごしていただけるよう、ご案内の仕方等も工夫して対応しています」

   ただ、どういった場合に誰に対してどのように退店をうながすと判断するかが、非常に難しい問題であるため、現場スタッフと本社で密にやり取りをして対応を考えているそうだ。

   このほか、ドトールは「長居の定義がわからない。店舗数が多いため広報部として統一的にはお答えできない」の一点張り、スターバックス・ジャパンからは締め切りまでに回答を得られなかった。

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