民主党には「体をなしていない」と解党うながす
それでも、橋下氏は他党の批判は忘れなかった。2月21日の会見では、民主党の植松恵美子参院議員(香川選挙区)と川崎稔参院議員(佐賀選挙区)が離党の動きを見せていることについて、
「党としては、もう体をなしていない。(それぞれの議員が持っている)価値観によって分かれた方がいい」
と解党するのが望ましいとの考えを示した。
12年12月の衆院選では、民主党の獲得議席はわすか57議席にとどまる一方、維新は民主に迫る54議席を獲得している。旧「太陽」と「維新」の溝が顕在化する状態では、将来的には維新にも「分裂リスク」がつきまとうことになりそうだ。