長谷川洋三の産業ウォッチ
トヨタ自動車社長の超慎重:円高の影響は年間を通じてトレンドを見る必要がある

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3年間世界全体で工場新設を凍結

   トヨタ自動車は今後3年間世界全体で工場新設を凍結し、固定費の増加を抑え、効率的に稼げる体制を目指す方針。「もっと足元を見直し、既存工場の有効利用を図ることで固定費をしっかりコントロールすることを最優先する」(伊地知専務役員)。「労使交渉は企業を取り巻く環境について認識を共有するとことに意味がある。労使の信頼関係の基本は、長期安定的な雇用を確保するため互いが努力することだ」――。豊田自工会会長はこう強調し、グローバル競争が激化するなかでも日本的経営の基本を重視する姿勢を貫いた。

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