ネット上では「偽物」販売 現地警察がチェック開始
インターネット上でも、1個1万ルーブル(約3万円)から50万ルーブルで(約150万円)でロシア・チェリャビンスクの隕石を売るといった書き込みが出回り始め、「偽物」と指摘する声も出ている。19日付のノーボスチ・ロシア通信によると、ロシアの現地警察はこうした販売をおこなっている人物の特定をすすめるとともに、許可や証明書なしに売られている、素性のはっきりしない「隕石の破片とされるもの」を購入しないよう呼びかけているという。
先の専門業者も一般的な話として、組成の似た地球上で採れる石を隕石として販売する「悪いやり方をされるひともいます」と認めている。そして、隕石の購入にあたっては「自分の目でこれはと思ったものを買うという買い方も一つにはあるが、リスクを避けたいのなら、どういった経緯で入手され、売られているのかがわからないものは買わないほうがいい」とアドバイスしていた。