ソウルの日本大使館前に設置されている、いわゆる従軍慰安婦を象徴する少女の像に対して日本人男性が「竹島は日本固有の領土」と書かれたくいを設置した問題で、ソウル中央地検は2013年2月17日、元慰安婦らの名誉を毀損した罪で男性を起訴した。同日、聯合ニュースが伝えた。男性は韓国当局の出頭命令に応じておらず、事情聴取も行われていない。ただし、男性はくいを設置する様子をブログで公開しており、事実関係の立証は可能だと判断した模様だ。このまま欠席裁判で実刑判決が下った場合、韓国当局は日韓犯罪人引渡条約を根拠に男性の身柄引き渡しを要求する可能性もある。