AKB生誕祭は有志から集金、ハロプロでは企画者が負担
これを受けて発案者は2月14日、ツイプラのページで企画の中止を発表、謝罪文を掲載した。
「まずはじめに、ももいろクローバーZ関係者様、並びにファンの皆様に多大なるご迷惑とご心配をお掛けしましたことを深くお詫び申しあげます。当初、お花を贈る企画を進めて参りましたが、運営様、ファンの皆様より『お金を集める企画はやめてください』との忠告がありました。また、インターネットを利用した多数の方からの集金行為は、ももいろクローバーZ関係者様、並びにファンの方々のイメージを損なう恐れがあることからも、本企画を中止させて頂きたいとの判断に至りました。関係者様、ファンの皆様、ご協力頂きました多くの方々に大変ご迷惑をお掛け致しましたこと、誠に申し訳ございませんでした」
なお、現在は百田さんと有安さんにファンの手書きメッセージ入り色紙を渡す企画が進行している。
ももクロは今回の件で「不特定多数から集金する企画は禁止」という方針を示したが、他のアイドルグループはどうなっているのか。
例えばAKB48グループは、劇場公演でメンバーの誕生日を祝う「生誕祭」という企画をファンの有志が行っている。生誕祭はmixiを利用して企画されることが多く、賛同者はスタンド花、メッセージカード、Tシャツなどのグッズ費用を負担する。この企画はメンバーも運営も公認しているものだ。
ハロー!プロジェクトでは、メンバーの誕生日や卒業などの記念日が近い公演で、観客がハッピーバースデーの歌を歌う、同じ色のケミカルライトを掲げるなどという企画が行われるが、必要な物の購入は全て企画したファンで行い、不特定多数からの集金はなるべく行わないというのが暗黙のルールになっているようだ。