大阪市営地下鉄、パチンコのラッピング広告全面中止へ

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   大阪市営地下鉄の車両を覆うパチンコチェーンのラッピング広告が「倫理及び品位を重んじる」という市の広告基準に反し違法だとして、市民団体「ギャンブル依存症を生む公認ギャンブルをなくす会」のメンバーが2012年10月に市に広告をやめることなどを求めて大阪地裁に提訴していた件で、市は13年2月13日、代理人の弁護士を通じて、ラッピング広告が施された車両の走行を5月初旬までに中止するとした書面を大阪地裁に提出した。原告側は訴えを取り下げる方針。

   市交通局によると、広告を出していたパチンコチェーンとの契約期間が元々12年3月から13年2月末となっており、今回パチンコチェーン側から契約を更新しないという連絡があったという。車両の点検や清掃などの関係で完全に走行中止するのは13年5月までずれこむ見込みだ。

   市は12年1月、契約中の広告を除いて「今後は新たにパチンコ屋のラッピング車両の契約は行わない」との方針を示していた。

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