フジテレビ平均年収1510万円、次いで日本テレビ1426万円
NHK職員の給与水準については、国会でも取り上げられている。「受信料の引き上げ」が問題になった2011年9月には、NHK元職員の小宮山洋子厚労相(当時)の参院予算委員会の答弁で、NHKの職員の平均給与は1041万円ということを明かした。
また、12年3月の衆院予算委員会では、NHKの退職手当・厚生費などを含めた一人あたりの人件費(11年度)が1780万円にのぼることがわかった。
しかし、これらの数字は総人件費を、単純に全職員数で割り算したにすぎない。
一方、民放キー局の2011年度の給与水準をみると、フジテレビが最も高く、平均年収で1510万円、次いで日本テレビの1426万円、TBSが1378万円、テレビ朝日1304万円、テレビ東京1287万円となっている(いずれも、12年3月期有価証券報告書)。
前年度と比べると、日本テレビの93万円増、フジテレビの67万円増、テレビ東京の53万円増といずれも増えていて、NHKの1185万円をも上回っている。