本人は意欲的で、「歌い続けたい」
しかし歌いきった後、スタジオに来ていたレコード会社5社の担当者は、誰も「契約交渉したい」と手を挙げなかった。
理由について、キングレコードの担当者は「今鈴木さんが歌うべき歌、ジャンル、どういった歌を歌えばいいのかっていうのが、ちょっと浮かばなかった」、日本クラウンは「今というこの時代の中で、どういう方が買われるのかっていうのがちょっと僕の中で…」、ビクターエンタテインメントは「本当に私Winkさんの世代でファンだったので、やっぱ気軽な気持ちでは挙げられなかったというか…」といずれも厳しいコメントを残した。
鈴木さんは「こんなもんですよ」と割り切っているようだったが、どこか悲壮感が漂って見えた。
ツイッターでは、視聴者の「元Winkの鈴木早智子が歌ってるけど上手くない・・・断然昔の方がいいよな・・・」「こんな下手だったっけ。いたたまれなさが半端ない」「さっちん、全然声出てないし…辛いなぁ。wink大好きだったから悲しいよ」など、「残念だ」というツイートが並んだ。「ショーコは見事に綺麗に転身して順調な生活を送ってる感じだけどサッチンはなぁ…」と、Winkの相方だった相田翔子さんがバラエティー番組などで活躍し、さらに医師との「セレブ婚」をしているのと比較して悲しむ声もあった。
この放送でのCD再デビューはならなかったが、今後鈴木さんはどうしていくのだろうか。
所属事務所のセンス・プロダクションによると、今回の番組出演を機に芸能活動を本格的に再開する方向で鈴木さんと話し合いを進めている。本人は意欲的で、「歌い続けたい」という意志がはっきりしているので、CDデビューという目標に向けて活動していく予定だという。バラエティー番組にもチャレンジしていきたいと話しているとのことだ。