米運輸安全委員会(NTSB)のハースマン委員長は2013年2月7日の記者会見で、ボーイング787型機に搭載されたバッテリーの認証方針を見直す必要があるとの見方を示した。採用されているリチウムイオン電池は07年に米連邦航空局(FAA)が設定した基準をクリアしていたが、相次いで発火事故が起こったことをハースマン委員長は問題視。運航停止が長引く可能性も出てきた。NTSBでは30日以内に中間報告を発表する方針。
一方、FAAはデータ収集を目的に、787の試験飛行を行うことを製造元のボーイング社に許可した。