徳田前政務官の「女性問題」辞任 「古傷」が影響?野党はダンマリ

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発表から5時間経っても「全くどういう状況なのか分からない」?

   これに対して、野党側は攻撃姿勢を見せていない。2月4日夕方に行われた民主党の細野豪志幹事長の定例会見では、この辞任劇に関する質問が最初に出たが、細野氏は

「ニュースで流れているのは速報で見たんですけれども、全くどういう状況なのか分からないので、すみません、ちょっと今の段階ではコメントしかねます、はい」

とコメントを避けた。徳田氏の辞任の発表からは5時間程度経過しており、仮に「全くどういう状況なのか分からない」状態だったとすれば危機管理能力が問われかねないし、辞任理由が説明されていないのであれば、野党は通常であれば「説明責任」を理由に政府を批判することが多い。

   生活の党の小沢一郎代表も、同様に2月4日夕方に会見したが、

「今、具体的なことを何も私は知りませんし、政治家の出処進退ですから、自分が『その任にあらず』ということでお辞めになるということであれば、それはそれでご本人の意志で、尊重する以外にないのではないかと思う。女性問題なの?ほーぉ」

と、やはり静観する構えだ。

   細野氏と小沢氏は、過去にプライベートな問題を週刊誌に指摘されたことがある。このことが影響してコメントが困難だったのか、論評できるだけの情報が実際になかったためにコメントを避けたのかどうかは明らかではない。

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