森永卓郎が「セックス格差の広がり」を指摘 お金がない若者は「生涯童貞」の危機?

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男性に必要なのは経済力よりもコミュニケーション能力

   ネットではこの記事が話題になっていて、お金があるとセックスをするチャンスが増えるのは間違いない、という意見もあるのだが、

「そもそもセックスしたいとはあまり思ったことがないし、おまえらもそうだろ?」
「非正規雇用でもたまに風俗店に行くぐらいのカネはあるだろ」
「俺は40代の無職だが、彼女はなぜかいるぞ」

などといった否定的意見が目立っている。

   「20代女性がセックスしていない」などの著書があるノンフィクションライターの杉浦由美子さんは、森永さんのトークショーで

「女は、イケメンか、お金のある男にしか寄ってこない」

という評論家の本田透さんの主張に同調するのを聞いて愕然としたという。

   杉浦さんによれば、彼氏を作ってセックスするという段階では、お金のあるなしは関係がないという。大手企業の総合職OLを取材した際に、社内恋愛で、同僚の男性は派遣で来ている女性ばかりを狙っている、自分より明らかに「格下」の女性を好んでいる、という話が出たという。杉浦さんが「それではあなた方の彼氏は?」と聞くと、この女性達の彼氏も、派遣で来ている男性だった。

「結婚を決める場合は別ですが、昔と違って彼氏を選ぶ基準に経済力は殆ど関係がなく、要は男性のコミュニケーション能力が重要なんです。なおかつイケメンであれば最高、という感じではないでしょうか」

と杉浦さんは説明する。

   また、お金持ちのイケメンが女性とセックスしまくっている、という森永さんの説明にも首を捻る。お金を持っているイケメンのイメージは、仕事や趣味に忙しく、たくさんの女性とセックスしている暇などはない。そうした男性がいるとしたら、経済力よりも時間の余裕がある人、なのだそうだ。

「男性全体にいえることですが、生身の女性と接することが面倒くさいと思っているんですよ。ただし性欲がありますから、エロ系のコンテンツが売れます」
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