車の「ダウンサイジング化」に異変 新型クラウンを始め、中・大型に勢い

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パワートレーンの効率性がカギ

   これらのヒット車種に共通するのは、パワートレーン(動力と伝達系)の目に見える進化だ。クラウンHVは旧型の高額なパワー系から、燃費・パワー・コストをバランスさせたモデルに生まれ変わった。マツダのディーゼルや三菱の純粋電気自動車(EV)とHVを組み合わせたPHEVも次代を担う原動機として開発された。スバルも直噴やCVTを新型車のパワートレーンに順次採用している。

   メルセデス・ベンツEクラスやBMW5シリーズのボンネットの下に収まるのは今や4気筒エンジンである。このことにも象徴されるように、昔ながらの大排気量の中型車、大型車が生き残るのは難しくなった。ただし、パワートレーンの効率性と運転の面白みが両立すれば、車体サイズが大きくてもユーザーに受け入れられる余地はあるようだ。

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