トヨタ自動車の2012年の世界販売台数は、ダイハツ工業と日野自動車を含むグループ全体で前年比22.6%増の974万7762台となり、2007年の936万台を上回り過去最高を更新した。2013年1月28日に発表した。
米ゼネラル・モーターズ(GM)の約928万台や、独フォルクスワーゲン(VW)の約907万台を上回り、2年ぶりの世界一となった。
北米やアジアなど新興国での販売台数が伸びたうえ、11年の東日本大震災の反動やエコカー補助金の効果で国内販売も好調だったため。
GMやVWに比べて、経済危機の影響があった欧州での販売比率が低かったことも追い風となった。日本車の不買運動が起きた中国は、トヨタ単体で4.9%減った。